お寺の伝統医師とご対面

HCMC生活224日目


ぎっくり腰、まだ痛いです。痛い、痛いと言っていると我が家のドライバーさんが『ここのお寺に伝統医のゴットハンドがいる。そこに行けば彼が無料で誰でも診てくれる(気持ち程度お金を渡す)。病院へ行っても治らなかった病気が治るんだよ。』ふむふむ、「伝統医」なんてワード聞いちゃうと、、もう身体がムズムズしちゃう笑 ふむ、これは行くしかない!!という事で行って来ました!!

自宅から車で5分程度の場所にあるお寺


お寺では月曜から金曜までゴットハンド(お寺のお坊さん)が14時〜17時の間に治らないと言われた方やお金がなくて病院へ行けない方を治療する。14時前には着いたのにもう人が並んで境内はごった返していた。ドライバーさんが腰を痛めた私の代わりに名前と年齢を受付の女性に伝えてくれた。境内の中に入ると何とも言えない、ヨモギのような?何かハーブを蒸したような匂いが充満していた。上半身裸のおっちゃん、痛そうに寝転んでいるおばちゃんから若いお姉ちゃん、小さな子供もいたけど、大抵おじちゃん、おばちゃん達。丁度中に入ってすぐ、受付の隣に一つだけ木のベッド?長椅子?があってそこに患者は寝そべる。そして現れたのがゴットハンドのお坊さん。想像していたのはおじいさんだったけど、40歳くらい?!とても若い男性でした。グレーのお坊さん服に何やら手袋を身につけている。そして順番に寝そべった患者さんの身体一人一人診察。勿論周りにはカーテンも何もないからごった返す人の真ん中で背中をベロンして治療を受ける。誰もそんなの気にしない。寝そべった患者にゴッドハンドは何やら茶色い液体(下写真参照)を背中に振りかける。マッサージしながら身体のどこが悪いのかみる。ゴッドハンドはすぐにどこか分かるんだとか。この液体はお酢やらで作られたもので何とも良い香り。そして電動マッサージで身体を軽く上から下へとマッサージ。血流をよくするんだという。人によっては石を使いツボ押し?される。



5分も立たぬうちに診察終了。次にゴッドハンドはその患者にあった薬を処方する。さっきのお酢のような茶色い液体を貰う人もいれば、薬草を練った物を患部にあてて貰う方など症状によって様々。



そしていざ私の番。若干皆様の前で背中ベロンは恥ずかしかったけど、ベロンと思い切り出して寝そべる。例の茶色い液体をかけれら後、腰が痛いのかと質問受ける。「はい」というと指でマッサージされた。結構気持ちいな〜と思っていると私には石が登場笑 その石でツボ押しされこれが結構痛くて笑 特に腰というかお尻が痛かった。皆周りに居たけど一人日本語で「痛い!」と叫ぶ日本代表アラサー女子。その後電動マッサージをさらっとかけてもらって3分程?で終了。これで終わりかと思いきやあっちで寝そべってと言われ、また別の場所にある鉄パイプのベッドに横になるように言われる。既におじちゃん、おばちゃんらが背中ベロンして何人も横たわっていた。そして皆気持ち良さそうにしている。そう、今度は蒸した薬草をガーゼに包んだ物を患部に当てていくのです。これまた熱い!!!思わず「熱い!」とまたまた叫ぶ笑 本当弱い日本女子。でも温泉に入っているようでジワジワ汗かく。気持ちい。ぎっくり腰は冷やすのが大事と言われてきたけど、近年は冷やさない方が良いんだとか。整体の先生にも同じこと言われたし!



寝そべっていた隣の男性と話す。5年前の交通事故で手の指が曲がってもう二度とその指を動かせないと病院で言われた。でも何度かこのお寺に通っているうちに今ではその指を自由に動かせるようになったんだ、と。ほほう、ゴッドハンドの技術は素晴らしいととても感謝していると言っていた。


さて、私はというと何分かベッドに横たわり薬草入り蒸しガーゼでマッサージを受けその後茶色いマッサージ用の液体を頂いて本日は終了。少しばかりお寺に寄付という形でお金を渡して。何となく体は、腰が軽くなった気がする。また3日後にくると良いらしいので行く予定です。どうかな、良くなりますように。。ベトナムのゴッドハンド、、ここベドナムに来て初めて伝統文化に触れた日でありました。何でも教えてくれるドライバーさんに感謝!!このお寺に治療しに来た日本人?外国人?は初めてだそうでゴッドハンドもとても喜んでいたようです。また来ますよ。どうか良くなりますように。





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